色鉛筆考え方

色鉛筆使い方!うまく塗るには「使い分け」も重要!

こんにちは!まつりかです。

こちらの記事では「色鉛筆の使い分け」をテーマにお伝えします。

いきなりですが、わたしは「説明書とか読まん人?」と言われるくらい(涙)、「学ぶこと」に億劫さを感じてしまう人でした。

その結果、色鉛筆画に対しても何の情報も得ず遠回りをして、余計に時間がかかってしまっていました。

前回こちらの記事で↓


「硬質色鉛筆」と「軟質色鉛筆」の特徴についてお話しました。

それぞれの色鉛筆には向き不向きがあり、ご自分の描きたい絵に合わせて選ぶのが良いです。

たくさん遠回りをしましたが、わたしは現在両方の色鉛筆を使い続けています。

こちらの記事では、
ひとつの絵の中で硬質色鉛筆と軟質色鉛筆、両方使うわたしが具体的にどのように使っているのかという事を紹介しています。

あなたのお役に立てましたら嬉しいです!


1.両方使用するのは「ストレスを減らすため」

高価な色鉛筆を買ったからといって、すべての人に良いというわけではありません。

それは、「基礎化粧品」と同じような事です。
「この人には合っているかもしれないけど、わたしの肌には合わなかった」
それって、「人それぞれ肌質が違う」からですよね。

人によって、表現したい世界が違います。
なのに、「誰に対しても良いもの」だなんて、ありえないですよね。

思い切ってセット買いした色鉛筆が「思っていたのと違う」結果となり、タンスの肥やしになってしまうのは悲しいです・・・。

わたしが購入した様々な色鉛筆に対して後悔が無いのは、「ここにはこの色鉛筆が合っている」事を発見できたからです。

それに気づくまではたくさん遠回りしましたし、余計に手を痛めました。

これから、わたしなりの「使い分け」をご紹介します!

こちらの絵の
・花びら
・女の子の肌、瞳
・髪の毛のグラデーション

には、軟質色鉛筆である
・ホルベインアーチスト色鉛筆
・カリスマカラー/プリズマカラー色鉛筆
を使用し、

・縁取り
・花の芯
・髪の毛の「線」
には、硬質色鉛筆を使用しています。

わたしは力を込めて塗りつぶしていく使い方なので、広範囲のグラデーション表現には軟質色鉛筆を使う方が楽です。


前の記事でも述べましたが、
硬質色鉛筆は、ムラが出やすい
軟質色鉛筆は、柔らかいため、細かい線が描きにくい

「表現することはできるが、向いていない」ということです。

こちらの2枚は、軟質色鉛筆のみで描きました
色鉛筆の特徴がわかっていなかったわたしは、なんで何度重ねても毛の質感がつぶれていくのだろう・・・と思っていました。

小さいサイズですので、細かな毛並みに苦労しました・・・

こちらは、硬質色鉛筆のみで描きました
理由は「どんな色鉛筆でも、同じような表現がしたい!」という修行の為に描きました。

感想は、どちらも現には合っていなくて、余計に手が疲れたり時間がかかってしまったということです。

描きたいものに合った色鉛筆を使うことは、ストレスを減らすことに繋がります


2.「あの人は何を使っているのだろう?」を実際に調べてみる

色鉛筆画家の方の中には、愛用している色鉛筆を紹介されている方が多いです。

YouTubeやX等のSNS、書籍でも様々な色鉛筆を知ることができます。

直接その作家さまの事を知れなくても、表現したいものに近い絵を描かれる作家さまが使っている、画材を探してみる。

そこにはきっと、その人それぞれの「使う理由」があるはずです。

わたしが思い描いたのは、大好きな「絵本のような世界」でした

こちらはわたしが絵を描くことを再開した際、「当時娘たちが好きだったものや夢」をテーマに描いた作品です。

過去には一切「色」を使わず、ボールペン1本のみで表現していたわたしが色に憧れ、表現したいと思った世界です。

夢に挑戦さえしなかった私にとって、彼女たちが「夢」や「好きなもの」を嬉しそうに語る姿は、輝いて見えました。

それを、形に残したいと思いました。

「自分には描けない」と決めつけていた「絵本のような世界」を表現したくて選んだのが、

発色が美しく、パステルカラーまで豊富なホルベインアーチスト色鉛筆でした。

新しい画材をお迎えする時って、わくわくします。
「好きな色」や「質感」を頼りに選んでいくことが、そのままわくわくに繋がりました。

ぜひ、「この人みたいな色鉛筆画を描きたい!」
作家さまを探してみてください!

まとめ

こちらのブログは、「遠回りしてきた過去の自分」に向けて書いています。

(全部無駄にはなっていないから)後悔はないんだけど・・・時間、かかっちゃったな・・・というのが本音です。

色鉛筆画って、とても時間がかかるものです。
時間を描けたものが優れている、とは思いませんが「途中で気持ちが折れてしまう」事は避けたいです。

愛情も時間も描けた作品が完成する瞬間は、とっても楽しいです!

あなたにぴったりの色鉛筆が見つかりますように!

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